【補足】
たまり醤油や再仕込み醤油など濃い色の醤油を加えると、佃煮らしい色合いに仕上げることができます。
汁がなくなりかけてきたら火を弱め、好みの濃さに煮詰めて完成です(焦げ付きには注意してください)。
しらすの佃煮のレシピ/作り方
15分たったら鍋を中火にかけます(この頃には柔らかいしらすに、醤油がしみ込んでいるはずです)。 沸いてきたら火加減を少しだけ落とし、煮汁が鍋肌からブクブクと沸く状態で15分ほど煮詰めます。
しらす(ちりめんじゃこ)の佃煮のレシピ/作り方
しらすの佃煮の材料(作りやすい分量)
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しらす干し … 100g
(釜揚げしらすなど、できるだけ大きく柔らかいもの)
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濃口醤油 … 大さじ6
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砂糖 … 大さじ3
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みりん … 大さじ5
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酒 … 大さじ3
しらすの佃煮の下準備
しらすはできるだけ、大きくて柔らかいものを用意します。そのしらすを鍋に入れ、
調味料をすべて加えて軽く混ぜて溶かし、15分ほどそのまま置いておきます。
「ちりめんじゃこ」とは?
いわし類(片口いわし、真いわし、うるめいわし)の稚魚を、水揚げ後、食塩水の釜で茹で上げ、
天日に干して乾燥させたもの。
セイロに広げて干しあげる様子が、絹織物のちりめん(縮緬)に似ている事から漢字で
縮緬雑魚(ちりめんじゃこ)とも書きます。
また、地域によって呼び名も異なり、
「ちりめん」、「おじゃこ」、「じゃこ」、「かちり」などとも呼ばれます。
ちりめんじゃこ栄養成分(100gあたり)
エネルギー 206kcal たんぱく質 40.5g
脂質 3.5g 炭水化物 0.5g
ナトリウム 2600mg カリウム 490mg
カルシウム 520mg マグネシウム130mg
リン 860mg 鉄 0.8mg
ビタミンD 61ug ビタミンB 10.22mg
ビタミンB 20.0.6mg
ちりめんじゃこには、どれぐらいの栄養があるの?
カルシウム、ビタミンDなど豊富に含まれ、健康に非常に優しい食品です。
特に、カルシウムは100gあたり約520mg含まれており、牛乳と比較しても200ml瓶の2.5本分に相当します。
また、お酢や梅干、柑橘系の食品などを合わせてお召し上がり頂くとカルシウムが体内に吸収され易くなります。そのままでも美味しいですが、酢の物にお使い頂いたり、梅干しやレモンと合わせてどうぞ。