【実山椒の佃煮】
水を一切使わない方法なので、長期保存可能です。
●材料
・京都産 実山椒500g(冷凍したものは前日に冷蔵庫にて解凍させる)
・酒400cc
・醤油60cc
●作り方
<1>生の実山椒は熱湯でさっと湯通しして、鍋に入れ、酒・醤油と共に中火~弱火で汁気が無くなるまで煮る。
※京都では香りと辛みを残すため茹でてアク取りしないのが一般的です。
【ちりめん山椒】
ご飯にぴったりの一品。ご家庭で簡単に出来るレシピです。
●材料
・ちりめんじゃこ100g
・酒100cc
・醤油50cc
・京都産 実山椒 大さじ1~2
●作り方
<1>鍋にちりめんじゃこと酒・醤油を入れ、汁気が8割がた減るまで、中火で煮る。
<2>山椒を入れ残りの汁気が無くなるまで煮れば完成。
※好みで山椒と共にみりん少々を加えてもよい。
日本のさわやかな香りとピリリとしびれる山椒も、よく求められる調味料。
「四川風麻婆豆腐に使われるようなビリビリと辛みの強い花椒になじみがある、アジアからのお客さま。日本風の山椒も炒め物に使ったりして、親近感をお持ちの方が多いようです」
香り、辛さ、しびれ、の三拍子揃った「山椒粉」。柑橘系の香りで評判の奥飛騨産の山椒を使用しています。
日本のシビレ「山椒」もいい思い出
中国をはじめ、アジア圏からのお客さまには、一般的な七味も人気。
「汁ものや麺など、どんなものにもパラリとかけられると好評です。缶のかわいらしさもお土産にぴったりですね」
香りのなかにも辛さが引き立つ善光寺名物の七味。日本らしい赤い缶もよろこばれそう。
七味の日本らしいデザインも人気
欧米からのお客さまのなかには、帰国したらお友だちにお寿司を作って振る舞う方もいるそうです。
「日本を旅されて、お寿司やお刺身を初体験。いままで食べたことのない、新鮮でショッキングな辛みもいい思い出になっているのでしょう」
「沢わさび」は、本わさびのみを使用。実際にすりおろしたかのような味わいで、「わさびとは、こんなもの」を伝えるにはうってつけです。
やっぱり「わさび」!
日本を旅行中に和食を食べて、「ぜひ家に帰っても味わいたい」と探しに来る方も多いそう。
「なかでも人気商品のひとつは、熟成させたまろやかな辛みの『ゆずごしょう』。自社農園の青ゆずを新鮮なうちに加工し熟成させた、深い風味と辛みの好バランスがオススメです」
ゆず胡椒も人気
さまざまな日本のピリリ調味料のなかで、多くの外国人のお客さまに求められるのは、「ゆず」を使ったものだとか。
「キーワードとして、海外の方にとても響くのでしょうね。世界中、さまざまな柑橘類はありますが、『ゆず』は日本を感じさせる独特の風味ですから」
「ゆず七味」は、ゆずの果皮がたっぷり入った、香り豊かな七味。日の丸のようなパッケージデザインもお土産としてウケがよさそうです。