
体験農園 『農耕の園』



体験農園 『農耕の園』
日本列島の南、徳之島
北海道と比べたらちょっと小さめな島
しかし、カルフォルニアやオーストラリアだったら畑の隅っこないし小さな点だろう。
体験農園 『農耕の園』
1年で30種類の野菜を体験農園で育てている
体験農園と貸し農園の違い
貸し農園は区画の中を借主が好きな物を作付する。
体験農園はプロがその区画の作付を指導して気候風土にあった作付を指導する。
いわば一年間の作付計画に従って農園管理をしていきます。
育て方も種、肥料、道具も用意しています。
野菜作りのカルチャースクール。育てて、収穫して・食べるまでを体験する。
農とは命を育てる仕事だ。
その過程で参加者は土に塗れながら命の垢を落とす。元気を取り戻して都会の雑踏に帰っていく。
自然循環農法
種という物は自分で育って行こうという力を持っている。我々はそれが育ちやすいように手入れをするだけ、我々が育てるわけではない。
その種が育っていく過程で忘れがちな自然から何かを感じ取っていく。
そのことによって力をもらっていく、『農』の価値には人の心を満たす力がある。
世界の農業と日本の農業
日本の中で効率効率といったところでいずれは負けるだろう
農の価値とはなんだろう
物だけの価値しかないのだろうか
物が育っていって花が咲き実っていくことは
人の心を満たすというか感動を与える。
物が育つということに
人の心を満たすという価値があるならば
この徳之島は世界で有数の立地条件ではないか
青い空、透き通った海、風が時空を運んでくる。
物を見て育っていくことが感動を与える
ということは芸術品と一緒ではないか
音楽でも絵画でも大勢の人が見てもその価値は変わらない。
ただ、それがいいなぁっていうことでは農としての経済が成り立たない。
徳之島のじゃがいもを例にとるならば、1人の人が物を食べるには、今食べたいのは美味しいジャガイモ1個である。
感動を与える一個1000円のジャガイモを作る。
そのジャガイモがその価値を持つならば必ず経済は発展するのではないか。

現代のいい物と昔の良い物を組み合わせて
懐かしい未来を作る。
今、日本ではその地域を活性化するといった
『地方創生』など言って補助金ぶん取り合戦を繰り広げている。究極の創生は徳之島全体の経済収支がバランスよく推移しなければならない。
そのためにはその地域の気候、風土、文化、
これが含まれた物産を生産ないし育むことが創生の意味するところではないでしょうか。
でなかったら、ただの物だ!
日本全国ないし世界各国と引けを取らない徳之島の独自性を見出さなければならない。
なぜ地域の気候風土や文化や現状が必要かというと野生動物は基本的に健康です。
それは寒い時は寒い中で耐えている。
植物はその場から動くことはできない。寒いからちょっと暖房の効いたところに移動しようってなことはできない。
寒い中で耐えるためには キュッと細胞を絞って水分を吐き出し、自分の身を守る。
野生動物はそれを食べるから、エアコンも暖房もなしで動き回れるわけだ。
といことは地域で採れた物をその場で食べることが一番健康に良いということになる。
気候風土の産物という物はその場で食することが人間にとって健康に良い。