「朝一杯の水」はもう古い?便秘には朝一杯の●●水
- japandearu
- 2017年2月16日
- 読了時間: 3分

朝起きて”一杯の水”というのは良く耳にしますよね。寝てる間の水分を補ったり、便秘解消に効果がある事で有名です。しかし、この常識は、もはや古いのかもしれません。
逆に”冷たい水”を飲む事で便秘によっては、状況を悪化させてしまう可能性もあるのです。それでは、便秘の方は一体何を飲めば良いのでしょう? どの便秘にも対応できる、今、全米で話題になっている最強のドリンクがあります。
その魔法のようなドリンクの正体とは、”ホットレモン水”です。ホットレモン水と言えば、ミランダ・カーが出産後のダイエットで飲んで元の体型へ戻した事で、二年前に話題になりました。その時には、ダイエット効果としてホットレモン水は人気になりました。
実は最近、アメリカの美容サイト『POPSUGAR』でも、朝は”ホットレモン水で便秘解消”という記事がありました。”ホットレモン水”が、便秘に効果的であるという新事実が明らかになってきたのです。それでは,”ホットレモン水″の魅力をご紹介します。
■クエン酸が便秘にも効果が?
レモンの酸味の成分となっているのは、”クエン酸”です。クエン酸は脂肪や糖質をエネルギーとして消費し、新陳代謝を促したり、運動後の乳酸消去の促進として有名です。
しかし、このクエン酸の作用は、腸内の悪玉菌を殺菌し、整腸作用がある事でも新たに注目されているんのです。
■便秘解消効果のある”ペクチン”とは?
レモンに含まれる、”ペクチン”という食物繊維が腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進をします。
“ペクチン”とは、ジャムを作る際にジェル状にする成分です。ペクチンが腸内で固まった便をジェル状にしたり、溜まっている便を柔らかくし、排泄しやすくします。また、ペクチンは腸内の善玉菌である乳酸菌を増殖させ、腸の調子を整えてくれます。
■ペクチンとビタミンCの”相乗効果”が便秘を撃退?
レモンと言うと思い浮かべる事はまず、ビタミンCが豊富であるという事です。ビタミンCは抗酸化作用が高く、腸内の善玉菌を増殖させる効果が高い事で有名です。
アメリカのミネソタ大学の研究で、食物繊維とビタミンCを合わせて摂取する事で、便秘解消に効果が高いという臨床結果が出ています。つまり、レモンには、ペクチンという食物繊維とビタミンCを含む、便秘解消に効果の高いフルーツなのです。
■”冷たいレモン水″なら意味がない?
冷たい水を飲むと腸内が刺激されるので、便秘に良いという理論もありますが、便秘には種類があります。その一つの便秘の原因として、”腸が冷えている為に起こる便秘”があります。そのタイプの便秘の人にとっては、冷たい水を飲む事で、便秘を悪化させてしまいます。
“白湯”にする事で身体や腸を温める事で腸内の免疫を高めましょう。
■忙しい朝にも簡単に作れる!
作り方は簡単で、レモン(小2)をお湯180ccにいれます。かき混ぜて、飲むだけです。甘味が必要な方は、オリゴ糖を少量いれて下さい。
いかがでしたか? ホットレモン水がダイエットだけでなく、便秘にも効果があるなんて、意外な事実ですよね。筆者の周りでも、頑固な便秘で悩んでいた方達がホットレモン水を試していますが、効果が出始めています。
レモンは朝飲む事で、身体や腸を目覚めさせます。1日2回摂取すると効果が増すようなので、是非お試し下さい。