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ベジブロス

  • japandearu
  • 2017年2月16日
  • 読了時間: 3分

ベジブロスとは?

ベジブロスは野菜の皮や切れ端を使って作る野菜だしです。野菜の栄養素は皮や種にたくさん含まれています。ベジブロスはこれまで料理の過程で捨ててしまっていた皮や種を余すことなく使うことによって大切な栄養素を取り出します。ホールフードの考えが根底にあります。

生野菜にはないベジブロスの良さ

野菜、果物は生で食べるのがダイエット、アンチエイジングにとって一番よいのですが、ベジブロスには生野菜にはない優れた特徴があります。

生野菜では取りにくいフィトケミカルが豊富に取れる

野菜の皮や種には、フィトケミカルが豊富に含まれています。フィトケミカルは老化の原因となる活性酸素の増加を防いだり、免疫機能をアップしてくれます。

トマトなど皮の薄いもの、種の小さいものは生野菜でも丸ごと食べることができますが、カボチャの種や玉ねぎの皮などは生野菜として食べることはできません。ベジブロスであればこれらも材料として使うことができ、余すことなく栄養を吸収できます。

生野菜よりも栄養が吸収しやすくなる

よく噛んで食べたほうが栄養素の吸収がよくなることと同じ原理で、煮ることにより野菜の細胞壁を破壊するベジブロスは栄養素の吸収がよくなります。噛む力よりも煮る力のほうが細胞壁の破壊力は強いですから、ベジブロスは生で野菜を食べるよりも栄養素の吸収がよくなります。

ベジブロスの作り方

材料

・野菜の切れ端: 両手1杯分 ・水: 1,300ml ・料理酒: 小さじ1

作り方

①鍋に水1,300mlを張り、洗った野菜の切れ端を入れる。

②料理酒を小さじ1入れる。これにより臭みが消え、旨味を引き出す。

③弱火で20-30分煮る。アクもフィトケミカルなので取らない。

④火を止めてザルで濾して完成。

弱火で20-30分煮るのが面倒という場合、圧力鍋を使うと5分で出来ます。フィトケミカルは熱に強いので圧力鍋でも大丈夫です。

ベジブロスに向く野菜は?

ベジブロスに入れる野菜は何でもよいのですが、玉ねぎの皮は味も色もよくなるのでおすすめです。

ベジブロスに使う野菜が足りないときは?

ベジブロスに使う野菜が貯まらない場合は、干し椎茸、昆布、煮干しなどだしが出る材料を加えます。

ベジブロスの保存期間、保存方法

ベジブロスの保存期間は冷蔵庫に入れて約3日間です。もう少し保存期間を伸ばしたい場合は冷凍しましょう。製氷機で凍らせると、使いたい分だけ解凍できるので便利ですよ。

ベジブロスだって万能じゃない 生野菜も食べよう

ベジブロスは加熱処理しますので、熱に弱いビタミンCなどの栄養素は壊れますし、ダイエットに効果を発揮する酵素もだめになってしまいます。ベジブロスで全てが解決されるわけではありません。健康的、美容的な生活を送るためには生野菜を食べることは必須です。

だからといってベジブロスの価値が損なわれるわけではありません。ベジブロスのよいところは、これまで捨ててしまったであろう野菜の皮、切れ端からフィトケミカルという貴重な栄養素を取り出し、かつ料理にベジブロス(野菜だし)を使うと味が美味しくなるというエコシステムにあると思います。


 
 
 
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