Moshimoshi英会話
- Japan.De.Aru.
- 2019年1月2日
- 読了時間: 2分

先日読者さんから、 こんなメールが届きました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ハリーポッターなら簡単だろうと 字幕なしで見てみたのですが、 ほとんど理解できませんでした。 英語が雑音にしか聞こえません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・・・はい。こういう人、 結構多いみたいです(苦笑)。 英語がモヤがかかったような音に聞こえて クリアに聞こえないんですよね。 では、なぜ聞き取れないのでしょうか。 それは、実は、英語と日本語は 「脳の別の場所」で処理されている からなんです。 このことは、浜松医科大学の植村教授の 実験によって明らかになっています。 通常の耳から入ってきた音は、 脳の「ウェルニッケ野」と 「運動前野」という場所に信号として 送られます。 ここで、その信号が「雑音なのか?」 それとも「言語なのか?」が一瞬で 区別されます。 そして残念なことに、 日本語だけの環境で育ってきた私たちは、 ここで、英語の音は「雑音」として 区別されてしまうようです。 これが、英語の音が「雑音」にしか 聞こえない原因です。 つまり、聞き取れるようになるには、 脳に英語の音を「言語」として 認識してもらう必要があるということです。 大人になってしまった私たちが 聞き取れるようになる秘訣は ズバリ「発音を矯正する」ことです。 なぜなら、自分の口で英語と 同じ周波数の「音」が出せるようになれば 自動的に耳もそれらの音を 認識し始めるからです。 つまり、「発音できる=聞き取れる」 ということですね。
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