ほどよい酸味とさわやかな香りでお料理を引き立たせ、上品な一品に変えてくれる優れた食材「ゆず」。鍋や、酢の物、シャーベットやジャムなど、幅広く愛用されています
ゆずの果皮は、果汁よりも栄養価が高く、カルシウムは約2倍、ビタミンCは約4倍も差があるってご存知でしたか?
更に、ゆずをお風呂に入れて入浴すると、心身の疲労回復にも役立つと言われています。果皮に多く含まれる特有の香り成分”リモネン”が、自律神経系に作用しリラックス効果が期待できるそうですよアロマオイルや芳香剤などにも使われています。昔から「冬至の日にゆず湯に入ると1年中風邪をひかない」と言われますが、今年の冬至は今月22日!この日はぜひ、ゆず湯にゆーったり浸かって、疲れた身体をリラックスさせてくださいね
ゆずの冷凍保存テク
香りや風味付けにとても重宝するゆずですが、使い切るのは大変ですよね!
今日はゆずの冷凍テクを覚えて、旬の風味をムダなく楽しみましょう☆
かぼすやすだちにも応用できますよ!
大ぶりのものなら1/4に、小ぶりのものなら1/2にカットします。(小さいものはまるごとでも◎)ひとつずつ「サランラップ」で包んでから「ジップロック フリーザーバッグ」に入れて冷凍保存☆
ポイントは、「サランラップ」で包むことで、香りや水分をしっかりキープできること!「ジップロック フリーザーバッグ」に入れるときは、なるべく空気を抜いてからジッパーを閉めてくださいね
使用するときは・・・
◎鍋物や焼き魚に利用する場合:
自然解凍してそのまま利用します。搾るときにギュッと皮をひねるようにすると、果汁の酸味と皮から出る香りが両方楽しめますよ
◎皮を利用する場合:
室温に少しおいてから、黄色い部分をすりおろしたり、そぎ切りにして利用します。すりおろしたものは、ゆずみそやドレッシング、ヨーグルトやお菓子作りに使い、そぎ切りは、汁物や茶碗蒸し、麺類などの料理の香りづけに使用できます
◎スライスして利用する場合:
室温に少しおき、切りやすい固さになったらスライスして凍ったまま使えます♪
チューハイやホットドリンクなどにも利用できます。
果汁を絞って残ったゆずの皮は、細かく刻んではちみつ漬けにするのもオススメ☆ 少し苦みがありますが、ゆずの香りも残っていておいしく食べられますよ!ゆずってムダなく頂くことができる食材だったのです